(ニュース記事)東京の不動産が「食い荒らされる」!?・・・日本に海外資金流入が活況=中国メディア

 中国メディアの中国経済網は21日、日本の不動産市場に海外から資金が流入し、活況を呈しつつあるとし、中国人の個人投資家による資金も日本の不動産市場に流入していると伝えた。

 記事は、みずほ信託銀行系の都市未来総合研究所によるデータとして、2014年に日本の不動産市場に流入した外国の資金は100億米ドル(約1兆1800億円)を超えると伝え、東京の中心部にある高級ビルは外国人投資家によって奪い合いになったと紹介した。

 続けて、米国の投資ファンドであるブラックストーン・グループは14年に日本円で約1900億円を投じて、東京都内で5000戸の住宅を購入したと伝えたほか、中国民営投資会社の中国復星集団は日本円で約700億円を投じて東京・品川のオフィスビルを購入したと紹介。また、フランスやドイツ系のファンドも都内の商業施設を購入したと伝えた。

 さらに、中国の富裕層も日本の不動産に目をつけ始めているとし、一般財団法人の日本不動産研究所の予測を引用し、「日本の不動産市場に流入した中国の個人マネーは14年の1年間だけで360億円に達する」と伝え、中国語に精通するスタッフを増やした不動産会社も多いと紹介した。

 記事は、日本の不動産市場に海外から資金が流入している背景には、不動産価格が底値にあるとの判断のほか、特に中国の投資家らは「東京都内の住宅の大半は北京や上海の住宅よりも安い」と判断していると紹介。購入後の住宅を貸し出すことで年6%-8%の利回りを確保できる見通しであることが東京の不動産に資金が流入している理由と伝えた。(編集担当:村山健二)

東京の不動産が「食い荒らされる」!?・・・日本に海外資金流入が活況=中国メディア – Infoseek ニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1558419

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