(ニュース記事)ロッテ製菓のペペロがグリコのポッキーのデザインを侵害しているとソウル地裁が認定「製品すべて廃棄」

ロッテ製菓のペペロがグリコのポッキーのデザインを侵害しているとソウル地裁が認定「製品すべて廃棄」
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=421&aid=0001589062

ロッテ製菓が野心的に出した「ペペロプレミア」が、日本の有名製菓メーカー江崎グリコの製品設計をコピーしたという裁判所の判断が出てきた。これに伴いロッテ製菓はこのペペロをもはや生産したり、販売・輸出することができないだけでなく、現在の本店などで保管されている製品すべて廃棄しなければならない立場になった。

ソウル中央地裁民事合意12部(部長判事イテス)はグリコがロッテ製菓を相手に出したデザイン権侵害禁止等請求訴訟で原告勝訴の判決したと23日、明らかにした。グリコはロッテ製菓の「ペペロプレミア」ボックスのデザインが2012年には、プレミアムバージョンでリリースされた「バトンドール」のデザインをそのままコピーしたと、昨年11月に韓国の裁判所に訴訟を起こした。実際、両方の製品の箱はすべて垂直の形で表面には白い地色でバーお菓子画像と一緒に製品名が入っている。正面2つのエッジにS字カーブが入った直方体形状である点も似ている。

裁判の過程でグリコは、2012年「バトンドール」を発売し、ボックス形状の権利を持っているので、「がりがりプレミア」が無断で自社の設計を使用したと主張した。これに、そのデザインを盗ん製品を作って売っているロッテ製菓がデザイン権侵害行為を停止し、製造された、そのペペロをすべて廃棄するように要求した。一方、ロッテ製菓は、そのデザインは、グリコが出願する前にすでに存在していた、これそのまま借りて書いたものに過ぎなので、意匠権の侵害ではないと反論した。

裁判所は「ロッテ製菓の「ペペロプレミア」は、グリコの「バトンドール」製品発売後に国内で発売されたものでグリコのデザインを侵害している」とし「製品形態およびボックス面の配色と全体的な構成が非常に類似しているグリコの製品を模倣して制作されたようだ」とグリコの手を上げた。続いて、「グリコとロッテ製菓のその製品は、同じ形の菓子製品に対応して直接競争関係にある」とし「ロッテ製菓が、その製品を製造・販売することにより、グリコの営業上の利益を侵害するおそれがある」と付け加えた。

ロッテ製菓が昨年企画発売した「がりがりプレミア」は、「ペペロ」とは異なり、現在のは正式に販売してはいない。「バトンドール」は、現在、国内でも販売されている「ポッキー」の高度なバージョンで、日本、大阪など有名百貨店でのみ限定販売されている。

一方、ロッテ製菓とグリコの間に盗作論議は今回が初めてではない。グリコが1966年に発売した「ポッキー」とロッテ製菓が1983年に発売した「ペペロ」が代表的である。バークッキーにチョコレートを塗られた形とマイナスの直方体梱包箱、赤い背景に菓子の形が描かれていることなどが似ている。しかし、これを置いて別々の訴訟戦が行われていなかった。

(一定期間経過後に消えてしまうようなニュース記事を掲載しています。)

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