(ニュース記事)【痛快!テキサス親父】国連人権委員会は偽善者の集まりだ 左派系NGOに唯唯諾諾

 ハ~イ! 日本のみなさん。やっとテキサスに帰ってきたぜ。日本各地で講演会を開き、ファンの方々と触れ合った後、国連欧州本部があるスイス・ジュネーブで国連人権委員会を調査し、カトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂があるバチカン市国を訪問してきた。

 とても長い遠征だったが、思い出しても腹が立つのは、ジュネーブで会った左派系のNGO(非政府組織)や市民団体の連中だ。彼らは国連人権委員会に働きかけて、「慰安婦=性奴隷」「強制連行された」などと、事実とまったく違う慰安婦問題を世界に広めて、日本を貶めていた。ジュネーブの話題は2度目だが、もう一度書くぜ。

 この連載で何度も指摘しているが、米軍が1944年10月、ビルマ(現ミャンマー)で朝鮮人慰安婦20人を尋問した調書には「慰安婦=高給売春婦」と書いてある。日本政府が収集した資料の中にも、日本軍による強制連行を示す記録はない。彼らの主張は完全な嘘っぱちだ。

 ところが、国連人権委員会は証拠も確かめずに、NGOの主張を受け入れていた。

 委員会はNGOの主張をもとに日本に謝罪や賠償などを求める勧告を出し、その勧告を利用してNGOは日本政府に圧力をかける-という、マッチポンプの構図ができあがっていた。日本人の敵は日本人だ。まったく、ひどい手口というしかないぜ。

 NGOは慰安婦問題以外にも、「重度の精神疾患患者を自らの意思に反して入院させるな」「一定の割合で女性政治家が当選できる仕組みを作れ」などと告発していた。正気なのか? 重度の精神疾患患者を自由にさせて、本人や第三者が危険にさらされたらどうするんだ。女性が何人当選するかは選挙民が決めることだろう。国際機関や左派団体が決めることじゃない。民主主義を完全にはき違えている。

 俺は委員の1人に米軍の調書について話して、「資料を知っているか?」と質問した。すると、委員は「(そういう資料は)提出されていません」「見たことがありません」「聞いたこともありません」と平然と答えた。慰安婦の真実を判断する資料もないのに、どうして日本政府を厳しく批判できるんだ。

 そもそも、「国連人権委員会」なんて立派な名前がついているが、どうして70年も前の話をしているんだ? 北朝鮮や中国、スーダン、イラクなどで、現在進行形の人権問題を取り上げるべきじゃないのか。みんな偽善者というしかないぜ。

 以前、米国の識者が「相手国家を破壊したければ米国型のリベラリズムを輸出しろ」と言っていた。日本に危険が迫っている。国内に巣くった、米国型リベラリズムと断固として戦わなきゃならないぜ。

 親愛なるみなさんと日本と米国に神のご加護がありますように。

 では、また会おう!(トニー・マラーノ)

【痛快!テキサス親父】国連人権委員会は偽善者の集まりだ 左派系NGOに唯唯諾諾 (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK
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