(ニュース記事)韓国船沈没、朴大統領に罵声 船長のトンデモ行為を報じる韓国紙も

 東亜日報によると、船長は病院に搬送された当初、取材に対し身分を偽って「乗務員なので何も知らない」と答え、「暗礁に衝突したのではない。突然沈んだ」と語った。船長は海水でぬれた紙幣を病室で乾かしていたという。

 そもそも、船はなぜ転覆したのか。

 海洋警察は、船長の供述や航跡の分析などから、針路変更の際に急旋回したことが事故の一因とみている。

 海洋水産省によると、旅客船の船舶自動識別装置(AIS)の発信データを分析した結果、遭難信号を出す数分前に急に右旋回していたことが判明。旅客船は左に傾いて沈没しており、急旋回で貨物が片寄りバランスを崩したとみられる。

 セウォル号は、日本のマルエーフェリーから一昨年10月に韓国側に売却されたが、その後、船体改造が行われ、定員は日本時代の804人から921人に増え、「船体のバランスが不安定になっていたのでは」(関係者)との指摘もある。

 急旋回という操作の誤りに加え、乗客を残して真っ先に脱出する船長、進まぬ救助と政府の混乱。責任の欠如と対応の誤りが事態をますます悪化させている。

 中央日報の日本語版サイトは17日の社説で「どうして後進国でも起きないような惨事が大韓民国で起きるのか」と伝え、「朴大統領は国民の安全を最優先する幸せな社会を約束した。非正常の正常化を約束した。私たちは珍島の惨事を見ながら、その約束に深い疑いを抱いた」と朴氏の姿勢を疑問視する見解を載せた。

 前代未聞の惨事は、朴政権を揺さぶりだした。

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http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140418/frn1404181820006-n3.htm

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