(ニュース記事)フリーメイソン 1923年までの190年分に及ぶ会員名簿をネット公開

フリーメイソン 1923年までの190年分に及ぶ会員名簿をネット公開 – ライブドアニュース
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【AFP=時事】秘密結社などといわれる「フリーメイソン(Freemason)」の190年分、200万人の名簿がインターネット上で公開され、大英帝国時代に政治家のウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)や作家のオスカー・ワイルド(Oscar Wilde)、ラドヤード・キプリング(Rudyard Kipling)らが会員だったことが明らかになった。

 公開されたのは1733~1923年の会員記録で、英国および大英帝国の会員が中心。英家系調査ウェブサイト「アンセストリー(Ancestry)」がデジタル化し、インターネット上で公開した。記録には、氏名、職業、居住地、入会日といった詳細情報が含まれている。

 フリーメイソンは中世の英国で、商工業者らの同業者組合(ギルド)から発祥し、儀式やシンボルを多用する男性結社となっていった。今回公開された記録は、ロンドン(London)にある「ユナイテッド・グランドロッジ・オブ・イングランド(United Grand Lodge of England)」に保管されていた原本から取得された。

 デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙によれば、今回の記録には警察官5500人、判事170人、国会議員169人、司祭16人、インド人の王子1人が含まれている。また会員に多い職業として技師、商人、官吏、農民などを挙げている。

 著名な人物では後に英首相となるウィンストン・チャーチルが、1901年5月に26歳でスタッドホルム(Studholme)のロッジ(支部)に入会したと記録されている。

 フリーメイソンはこのところ、組織についてオープンにし、自らに関する陰謀説を払いのけようと情報を公開する動きを見せている。現在、イングランドだけで20万人を超える会員がいると言われている。

(一定期間経過後に消えてしまうようなニュース記事を掲載しています。)

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