エボラ出血熱が西アフリカで猛威をふるい、過去最大規模の感染者が出ている。WHOによると、1日時点でギニア、シエラレオネ、リベリア、ナイジェリアで死者はすでに887人を超えたという。
また現地で治療にあたっていたアメリカ人医師3人がエボラ出血熱に感染し、1人が死亡。残る2人は治療のため米国に移送されたが、感染者が北米大陸に上陸するとのことで一時、アメリカはパニックに陥った。
日本をはじめ、世界中の国々がエボラ出血熱の水際作戦に全力を尽くしているなか、元Forbes太平洋支局長であるジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏は、「これは生物兵器による攻撃だ」と断言する。
「感染したアメリカ人医師は、移送されてすぐZMAPPという薬を投与され、奇跡的に症状が改善したと報じられました。アフリカでこれだけの人たちが苦しんでいるのに、明らかにおかしい。最初から、エボラ出血熱のパンデミックのために用意していたと見るべきです」
氏が生物兵器だとする根拠は、過去の事例にさかのぼる。
「新型インフルエンザ・SARS(重症急性呼吸器症候群)が日本や中国といった東アジア地域で脅威となったのはいまから12年ほど前です。それから10年経過した2012年に、今度は中東でSARSと同様の新型コロナウイルスによるMERS(中東呼吸器症候群)が登場し、依然として猛威を振るっている状況です」
MERSは死亡率が40~50%前後と非常に高く、さらに厄介なのは、初期症状がほとんど何もないまま、いきなり肺炎を発症することだという。
「実はこのMERSですが、最初に発見したエジプト人医師アリ・ムハンマド・ザキはなんとウイルス発見の功績者にもかかわらず発見後、新種ウイルスだと確認された直後、サウジ保健省が勤務する病院に圧力をかけ、解雇してしまったのです。サウジといえばイスラム教徒が集う聖地があります。この地を標的にして新種のウイルスをばらまいて流行らせることで、原油利権を握るロックフェラーなど欧米の闇の支配者たちが乗っ取ろうとしていた。しかし、その計画がザキ医師によって頓挫させられたために、サウジ保健省の内通者を使って圧力をかけ、解雇させたと私は考えています」
SARSやMERSのコロナウイルスなど、ウイルスによる病気は、闇の支配者が明らかに「脅迫」や「攻撃」などの目的によって、彼ら直系の研究施設で作られ、意図的に流出させられたものであるとはすでにさまざまな証拠で明らかになっている。それは例えばアメリカのフォート・デトリックこと米陸軍観戦医学研究所(USAMRIID)である。
「メガ・ファーマと総称される巨大製薬業界の一角を占めるメルク社がこの研究所設立に関与しており、第二次大戦後は旧日本軍の化学兵器研究で知られた731部隊の資料を奪取し、生物兵器や化学兵器の開発を極秘裏に進めていた研究所です。メルクの創業者、ジョージ・メルクがこの研究所設立に携わった背景には、彼がロックフェラー財団やGMのスローン一族とともに癌の研究を行っていたという事実がある。つまり、闇の支配者直系の生物兵器研究機関なのです。911以降、アメリカが侵攻したアフガニスタンなど中央アジア地域に、彼らは極秘で生物兵器や化学兵器を研究・開発する研究所を建設していたと言われている。中東で流行しているMERS、そしてここ最近アフリカで増加しているエボラ出血熱などがここで培養された生物兵器である可能性は高い」
いくら利権のためとはいえ、闇の支配者たちは生物兵器を人間に使うことにためらいはないのか。
「彼らにとって中東や東アジアの有色人種は“人間”ではなく“ゴイム(奴隷)”に過ぎず、実験用のモルモット程度にしか考えていない節がある。その証拠に、2009年にアメリカの共和党シンクタンク『アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)』がまとめた論文で、『特定の遺伝子をターゲット出来る生物兵器戦争の進化した形態は、生物兵器戦争をテロの領域から便利な政治的なツールに転用できる』という主張がなされているのです。これは、選ばれた一族以外の“劣った人種”を間引く、闇の支配者の人口削減計画です」
このたび、フルフォード氏が上梓した『ファイナル・ウォー』では、インフルエンザやウイルスを使用した闇の支配者たちの「錬金術」について詳しく解説。また凋落著しいアメリカが日本に仕掛ける「最後の収奪計画」について警鐘を鳴らしている。不安定化する現代史の“裏面”を読み解くには絶好の書だ。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
エボラウイルスは生物兵器の可能性!?【ベンジャミン・フルフォード氏が解説】 – Infoseek ニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20140807_00692246?p=1