(ニュース記事)習主席「戦勝国」誇示 国産弾道ミサイルなど新兵器初公開 中国抗日行事軍事パレード

習主席「戦勝国」誇示 国産弾道ミサイルなど新兵器初公開 中国抗日行事軍事パレード – 政治・社会 – ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150903/frn1509031532009-n1.htm

 中国共産党と軍は3日、北京市中心部の天安門広場と目抜き通りの長安街で「抗日戦争勝利70周年」の記念行事を実施し、軍事パレードで国産弾道ミサイルなどの新兵器を初公開、軍事力を国内外にアピールした。習近平国家主席は演説で「中国人民は巨大な犠牲を強いられながら、世界の反ファシズム戦争勝利に大きな貢献をした」と述べ、「戦勝国」としての立場をアピールした。

 1949年の共産党政権発足以降、抗日戦争勝利をテーマに軍事パレードを実施するのは初めて。習主席は「世界各国は協力を核心とする新たな国際関係を積極的に構築すべきだ」と述べ、中国が国際秩序への関与を強めていくことに意欲を示した。また、中国軍の人員を30万人削減すると発表した。

 広場では軍楽隊による勇壮な抗日歌曲の演奏に続き、70発の礼砲が響き渡った。

 パレードを含む一連の記念行事にはロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領、北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記ら31カ国の首脳級が出席、19カ国が政府代表を派遣し、計約50カ国が参加。そのほか、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長、村山富市元首相らが出席。オバマ米大統領ら欧米主要国の首脳や安倍晋三首相は出席を見送った。

 国営中央テレビによると、記念行事には江沢民元国家主席、胡錦濤前国家主席ら歴代の最高指導部メンバーが出席し、健在ぶりを示した。

 軍事パレードには計50の部隊、約1万2000人の兵士らが参加し、人数では近年で最大規模。40種類計500余りの装備と20種類計200近くの軍用機が登場。装備は全て国産で、84%は初公開だという。

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