(ニュース記事)中国語教育機関「孔子学院」にノー 米シカゴ大、契約打ち切り

 米シカゴ大学は27日までに、学内の中国語教育機関「孔子学院」との契約更改交渉を打ち切ったと発表した。中国政府の方針に基づく運営が「学問や言論の自由を脅かす」として、多数の教授が連帯し、学院の閉鎖を求める運動が起きていた。名門シカゴ大の決定は、孔子学院を抱える他の大学にも影響を与えそうだ。

 大学の担当者によると、孔子学院との契約は9月末で切れるため、既に予算が拠出された講座や研究計画の終了後、閉鎖される公算が大きい。

 孔子学院は中国の「ソフトパワー」拡大の拠点として中国政府が全面的に出資し、世界各国の大学に開講されている。一方で運営をめぐるトラブルも相次ぎ、米大学教授協会は「中国政府の一機関」と批判、各大学に契約の打ち切りを促す声明を出している。(共同)

「孔子学院」にノー 米シカゴ大、契約打ち切り – 政治・社会 – ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140928/frn1409281101003-n1.htm

同じカテゴリーにこんな記事もあります。