(ニュース記事)残留農薬、重金属、抗生剤、成長ホルモン剤…、中国産食品が危険な理由

一流ホテルなどで次々に発覚する食品の産地偽装表示の問題。11日、12日には、消費者庁が阪急阪神ホテルズとザ・リッツ・カールトン大阪に初めて立ち入り調査を行なった。

そもそもJAS法による産地表示の義務がある小売店とは違い、外食産業には厳密な産地表示の義務はなく、違反しても罰金もない。言うなれば、外食産業においては産地偽装は「よくある話」なのだ。

そうなると、やはり気になるのは中国食品。先月ニュースになった偽装米問題や、6年前に世間を騒がせた「毒ギョーザ事件」など危険なイメージがつきまとう。にも関わらず、安価なだけに外食産業にも多く紛れ込んでいるというが、表示義務がないのだから、どこに何がどれだけ使われているか消費者は知りようがないのだ。

食の安全に詳しいジャーナリストの椎名玲(れい)氏は、よくいわれる野菜への残留農薬以外にも、中国食品のリスクは山ほどあると指摘する。

「中国の土壌は水はけが悪く、重金属類や有害物質がたまりやすい。カドミウム、ヒ素、水銀など水溶性の重金属が、畑や田んぼに入り込んで野菜に蓄積されるケースは多々あります。それに加えてPM2.5など、環境汚染がひどいなかで作られた野菜が、現地の野菜ブローカーを通して日本向けの食品加工工場に運ばれてくる。

つまり、工場そのものは日本よりも清潔といえるくらいキレイでも、肝心の原料が汚染物質まみれなんです。重金属はさまざまな病気を招くことが知られており、実は人体に蓄積すると免疫力を低下させ、がんを引き起こすともいわれています。また当然、摂取すれば肝臓にも大きな負担がかかります」

栄養たっぷりの野菜を摂取しているつもりが、実は汚染物質を摂取しているなんてゾッとする。だが、危険はこれだけではないという。

残留農薬、重金属、抗生剤、成長ホルモン剤……。中国産食品が危険な理由 – Infoseek ニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/shupure_23074?p=1

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