GLOの三大原則

➀暴力やテロなど過激かつ極端な思想や行動は排除する 人間性の重要視
➁個人や団体の利益を目的とする参加は排除する 公益性の重要視
➂偏狭な国家利益優先主義は排除する 国際性の重要視

かつて狭い国土のこの日本でさえ多くの勢力に分断され争いを繰り返してきました。日本の中に国境が多く存在していたのです。

やがて日本全体が1つの国家としてまとまらなければ対応できない時代へと進んだのですが、いつの間にか世界は国家と国家の利害の衝突の場となってしまいました。国家の利己主義がぶつかって二度の悲惨な世界大戦を人類は体験しました。国境を超えた政府があればなんとか紛争を解決できるのではと世界政府としての国連に期待を寄せるようになりました。残念ながらその国連も世界平和の切り札とはなっていません。

国家としての道理と世界のどの国も幸せになる権利を等しく持っているという道理を見事に調和させる知恵を模索しなければなりません。それは今なお残されている大きな課題です。

世界平和をスローガンにしているからと言って正しい運動であるとは言えません。テロリストでさえ世界平和を願って活動しています。彼らから見ればそれ以外に平和をもたらす道がないと思い込んでいるだけなのです。どんなに世界平和を願っているとしても、これだけは踏み外してはいけない最低条件が明記されていなければなりません。そのためにGLOには三大原則が定められています。

なおGLOの理事は報酬なしの完全奉仕とします。多くの善意を結集するにはそうあるべきだと考えます。