カテゴリー別アーカイブ: 反日宗教の活動

(ニュース記事)安保法案:公明離れの学会員次々…自民と協調に「失望」

安保法案:公明離れの学会員次々…自民と協調に「失望」 – 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150728k0000m040078000c.html

 安全保障関連法案審議の舞台が参院に移った。日を追って国民の批判が高まる中、自民と足並みをそろえる公明党の足元で、地方議員や支持母体の創価学会員たちの反発や離反が起きている。平和を訴え、与党の「ブレーキ役」を自任する党はどこへ向かうのか。

 愛知県武豊町の本村強町議(62)は創価学会員だが、公明党を離れ10カ月になる。「失望しました。平和の看板を掲げてきたのになぜだ、と」

 まだ党にいた昨年6月、集団的自衛権に反対する意見書案を共産党議員らとともに議会に提出し、自民系議員らを説得し、1票差で可決させた。これが後に反党的だと問題視されたが、信念を貫き離党。今春、町議選に無所属で出た。学会関係者に「あなたの個人票は(学会票の)2%だ」と警告されたが前回並みの得票で3選された。一部の学会員も陰で応援してくれたという。

 和歌山県岩出市の創価学会員、春村徳龍(のりたつ)さん(53)は19日、大阪での安保法案反対デモに家族で参加した。「法案は平和を求める学会の教えにそぐわない。『自民の歯止めになる』と公明党への投票を呼びかけてきたが裏切られた思いだ」

 デモ行進では、学会のシンボルの三色旗に「バイバイ公明党」などとプリントしたプラカードを掲げた。別の学会員がデザインし、ツイッターで配布していたものという。

 ツイッターには、東京都内の抗議デモで同種のプラカードを掲げる参加者の写真も投稿されている。春村さんは言う。「今は『点』に過ぎないが、線になり面になれば党に脅威となる。法案を止めるには学会員が声を上げるしかない」

 九州地区で活動する創価学会職員も「一般の会員は同じ感覚だ」と、抗議デモ参加に理解を示す。公明党の地方組織も批判への対応に追われる。沖縄県の党県本部関係者は、「支援者に批判的な意見が多い」。遠山清彦衆院議員(比例九州)の事務所でも、寄せられる意見の大半は「法案反対」。事務所は「戦争を止めるための法案だと、なかなか納得してもらえない」と頭を抱える。【町田結子、日下部聡、門田陽介】

 ◇2年前、全員「認めない」…解釈改憲巡り参院議員11人

 集団的自衛権を巡って、2013年に当選した公明党参院議員11人は、当時の毎日新聞の候補者アンケートに「行使容認のために憲法解釈を見直すべきではない」と回答しており、今回の参院審議入りを機に、11人のうち4人から改めて話を聞いた。

 アンケートは、国政選挙のたびに全候補者を対象に毎日新聞が実施し、政治課題を巡る賛否や見解を尋ねている。13年参院選で「集団的自衛権を行使できるよう、憲法解釈を見直すべきだと考えるか」という問いを設け、公明党候補11人がそろって「見直すべきではない」と回答した。

 「覚えていない。当時どういう政治状況だったのか……」。平木大作氏(比例)に2年前の回答の理由を聞くと、当惑の表情を浮かべた。今の見解を尋ねると、一転「集団的自衛権の容認は限定的」との政府の公式見解を展開。「限定的ではなくフルサイズの集団的自衛権を認めるための解釈見直しなら、2年前も今も反対だ。やろうと思ったら憲法改正しかない」と語った。

 魚住裕一郎氏(同)は「政府の考えは深まった。自国防衛だと総理も言っている」と説明した。若松謙維氏(同)は「政府の努力を覆すような報道はフェアではない」とマスコミ批判を口にした。新妻秀規氏(同)は「今回の見直しは専守防衛の枠内だ」と強調した。

(一定期間経過後に消えてしまうようなニュース記事を掲載しています。)

(ニュース記事)後藤健二氏と湯川遥菜氏の霊が呼び出された?「幸福の科学」の暴走が止まらない

後藤健二氏と湯川遥菜氏の霊が呼び出された?「幸福の科学」の暴走が止まらない – Infoseek ニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/tocana_36838

 イスラム過激派組織「イスラム国」に、民間警備会社経営者・湯川遥菜さんとジャーナリストの後藤健二さんが殺害されたとする動画が公開されてから、彼らの死を悼む声が日本だけでなく世界中から上がっている。

 この一件について、安倍晋三首相は、「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈することは決してない」と決意を新たにし、また「政府として全力で対応してきたが、誠に痛恨の極みだ。非道、卑劣きわまりないテロに強い怒りを覚える」と犯行グループを強く非難している。

 今後の対応にも注目が集まる痛ましい事件だが、この事件の核心に迫るべく動き出した意外な(?)人物がいる。それが、”霊言インタビュー”という斬新な手法を使い、数々のベストセラーを生み出している幸福の科学・大川隆法氏だ。

 「幸福の科学」は、機関誌「ザ・リバティ」で、これまでもイスラム国特集を組むなど中東問題について、国家と宗教の視点から掘り下げていた。今回は、機関紙のweb版にて、【追悼 イスラム国 日本人人質事件の真相に迫る】と題し、大川隆法氏の霊言インタビューを掲載している。

 当該サイトによれば、後藤さんは1月31日に大川氏が行ったイスラム国の最高指導者アブバクル・バグダディ氏の霊言に対し、一方の主張だけを発表するのは中立的ではないと、自ら希望して大川氏のもとに湯川さんを伴い、現れたという。ちなみに、今回は大川氏の身体に霊を降ろすのではなく、スピリチュアル・エキスパートと呼ばれる人たちに2人の霊を入れて行われたそうだ。

 このインタビューによれば、大川氏の元に現れた後藤さんは、自身の足を強くかきむしりながら「くやしい。なんで、オレが殺されるんだよ」と繰り返したという。また「『断固非難する』とか、安倍も菅も言っていたが、一切の情報を漏らさないで、結局、何もやってなかったんだよ!」と安部首相に対する不満を吐露し、「(イスラム国が)人を拉致して、殺したりするとか、YouTubeとか使って、大々的にネットを使ってやるっていうやり方自体は、やっぱり卑劣だと思う」と、イスラム国を批判したという。

 また、湯川さんは紛争地域に踏み入れた理由を告げたのちに、「アメリカは正義ですから。(中略)悪魔の人間たちをバッサバッサ殺していくんですから、正しいじゃないですか。(イスラム国の人々は)自分たちのことしか考えてないですよ」と、イスラムを批判し、アメリカの強さを賞賛したとされる。

 このインタビューは、「国際社会が模索すべきは、今回の霊言の中で大川総裁が指摘した、『ワールド・ジャスティス(世界的な正義)』の実現ではないだろうか」という大川氏の言葉を添えて締めくくられていた。

 幸福の科学によれば、信奉する地球神エル・カンターレとは、『幸福の科学』の本尊である、大川隆法総裁自身のことを指し、旧約聖書に登場する「愛の神」であり、イエス・キリストが信仰した「天の父」、さらにはイスラム教の「アッラー」などをも指導した存在だとされている。大川氏がもし、このような霊的次元の高い存在であるのだとしたら、霊から遺言をもらうのではなく、早急にワールド・ジャスティスに向かって力を行使していただきたかった、と思うのは筆者だけだろうか?
(文=本山文七)

(配信されたニュースは一定期間経過後に消えてしまいますので、情報を残すための掲載です。)