カテゴリー別アーカイブ: マスコミの謀略

(ニュース記事)朝日慰安婦報道 これでは訂正になっていない 「強制連行」の根幹崩れた

 朝日新聞が慰安婦問題の報道について、一部の記事が虚構だったことを認めた。だが、その中身は問題のすり替えと開き直りである。これでは、日本がいわれない非難を浴びている原因の解明には結び付かない。

 最大の誤報は、慰安婦を「強制連行した」という吉田清治氏の証言である。朝日はこれを虚偽だと認め、記事を取り消すという。

 根拠なく作文された平成5年の河野洋平官房長官談話などにおける、慰安婦が強制連行されたとの主張の根幹は、もはや崩れた。

 ≪誤りは逐次正すべきだ≫

 遅きに失したとはいえ、朝日が慰安婦問題の事実関係について検証したことは評価できよう。記事取り消しも当然である。

 だが、真偽が確認できない証言をこれまで訂正せず、虚偽の事実を独り歩きさせた罪は大きい。

 訂正に当たる「証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」との表現は特集記事中にあるが、1面記事にもどの面の見出しにもない。削除対象の記事ぐらいは明記すべきだ。

 朝日新聞は今回、編集担当名の記事の中で、「問題の全体像が分からない段階で起きた誤り」として専門家による研究が不足していることに責任を転嫁している。

 取材などで事実が判明すれば、その都度、記事化して正し、必要があれば訂正を行うのが当然の報道姿勢ではないのか。

 暴力で無理やり女性を強制連行したなどとする吉田氏の証言は、旧日本軍が慰安婦を「強制連行」したり、「慰安婦狩り」が行われたりしたという誤解がまかり通るもととなった。

 吉田氏は戦時中に山口県労務報国会下関支部動員部長だったと名乗っていた。昭和58年に『私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行』という本を出し、18年に韓国・済州島に部下を連れて上陸し泣き叫ぶ朝鮮人女性205人をトラックで強制連行したなどとしていた。

 朝日新聞は、吉田氏の講演内容を57年に報じたのをはじめ、コラムなどを含め、同証言をたびたび取り上げていた。

 しかし、平成4年に現代史家の秦郁彦氏が済州島で現地調査を行ったところ、地元のジャーナリストや古老らがそろって吉田証言を否定し、産経新聞がこの秦氏の調査結果を報じた。

 朝日新聞は9年の特集記事取材で、吉田氏への電話取材や済州島での取材を行ったものの、裏付けが取れなかった。今年4~5月、済州島で行った再調査でも証言は得られなかったという。

 慰安婦問題は、宮沢喜一政権発足まもない3年12月、慰安婦だったという韓国人女性が日本政府を相手取り、謝罪と損害賠償を求める訴訟を起こしたのがきっかけだった。

 宮沢首相訪韓を控えた4年1月には加藤紘一官房長官が十分な調査も行わず「おわびと反省」の談話を出し、宮沢氏も日韓会談で謝罪した。さらに翌5年に慰安婦募集の強制性を認めた河野談話が出された。

 当時、朝日新聞など日本の一部マスコミも慰安婦問題追及キャンペーンを展開した。この中には、慰安婦と工場などに動員された「女子挺身(ていしん)隊」と混同した記事もあった。朝日新聞は今回、誤用したと認めた。

 ≪事実が日韓の信頼築く≫

 朝日は今回の特集記事では、吉田氏の証言を他紙がどう報じてきたかという記事も掲載し、産経新聞が5年に大阪本社版夕刊の連載「人権考」で「吉田氏を大きく取り上げた」とした。

 しかし、その後、本紙は取材や秦氏らの実証的研究をもとに、証言が「作り話」であることを何度も報じている。

 朝日の報道が日韓関係悪化の発端となったにもかかわらず、「自国の名誉を守ろうとする一部の論調が、日韓両国のナショナリズムを刺激し、問題をこじらせる原因を作っている」と、ここでも責任を転嫁している。

 産経新聞が河野談話の虚構性や吉田証言が偽りであることなどをただしてきたのは、事実を重ね歴史認識を正しく伝えることが長期的に日韓両国の信頼につながると信じるからだ。

 菅義偉官房長官は「客観的事実に基づく正しい歴史認識が形成されることを望んでいる」とした。その通りである。事実を歪(ゆが)めては国際的な信用は得られない。

【主張】朝日慰安婦報道 これでは訂正になっていない 「強制連行」の根幹崩れた (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140806/dms1408061145005-n1.htm

(ニュース記事)間違い32年認めず、朝日の罪大きい…橋下市長

 朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦問題を巡る過去の報道に一部誤りがあったとする記事を掲載したことに対し、橋下徹・大阪市長は6日、市役所で記者団に「(記事を最初に掲載した1982年から)32年間、間違いを認めなかったことは大問題で、朝日の罪は大きすぎる」と批判した。

 朝日新聞は、5日朝刊で韓国で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言を取り上げた過去の記事を「虚偽と判断した」として取り消した。これについて、橋下氏は「証言が根拠となり、強制連行があったと国際社会から不当な批判を受けた。この記事でどれだけ日韓関係がこじれたか、しっかり議論していくべきだ」と語った。

間違い32年認めず、朝日の罪大きい…橋下市長 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140806-OYT1T50122.html?from=ytop_main3

(ニュース記事)朝日新聞、慰安婦問題で一部反省 吉田証言「虚偽と判断し記事取り消します」

 朝日新聞は5日付朝刊1面と16~17面で慰安婦問題の特集を組んだ。1面記事では「私たちは元慰安婦の証言や数少ない資料をもとに記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実関係の誤りがあったことが分かりました。問題の全体像がわからない段階で起きた誤りですが、裏付け取材が不十分だった点は反省します」と書き、これまでの慰安婦報道での誤報を一部認めた。

 朝日が16回も取り上げた自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治氏の「慰安婦を強制連行した」との証言については「虚偽だと判断し、記事を取り消します」とした。

 また、もともと関係のない慰安婦と工場などに動員された女子挺身隊とを繰り返し混同した記事を掲載したことに関しては、「当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました」と間違いを認めた。

 一方、元韓国人慰安婦、金学順氏の証言記事で、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行」などと実際の金氏の経験と異なる内容を書き、慰安婦問題に火をつけた植村隆記者(今年3月退社)に関しては「意図的な事実のねじ曲げなどはありません」と擁護した。

朝日新聞、慰安婦問題で一部反省 吉田証言「虚偽と判断し記事取り消します」 – 政治・社会 – ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140805/dms1408051146005-n1.htm

「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html

(ニュース記事)田村淳、かつて竹島問題に言及しフジテレビの番組を降板させられたと告白

1日放送のインターネット報道番組「ニューズオプエド」で、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、自身のTwitterの発言により予定されていた番組出演を降板させられた過去を語った。

番組にゲスト出演した田村は、テレビの自主規制をテーマに語った。その中で、田村は、テレビが自主規制を繰り返した結果、気付かないうちに表現の幅が限定されてしまい、今のテレビが面白くなくなっているとの自説を展開。

テレビでの自身の表現についても「めちゃめちゃ言葉選んでますから。それが癖になっちゃってて」と話した。

また、自身の言動で仕事に支障が出たことがなかったかを問われると、田村は「領土問題とか言っちゃうと、仕事には直ぐに影響します」と答えた。

田村によれば、以前、竹島の問題について自身のTwitterアカウントに「国際司法裁判所で争うのが1番いいんじゃないの」と投稿したところ、韓国の人から大きな非難を浴びたというのだ。そして、この投稿の影響で「レギュラー番組が決まっていたのが、一本なくなっちゃったんです」と、番組を降板させられたことを告白した。

降板の理由について田村は「『韓国側のスポンサーがついているから、こんなやつはMCとしては使えない』と言われて」と語った。

そのうえで、田村は「これって、仕事が無くなることを恐怖だと思ってる人は発言を控えるなと思って」と、お笑い芸人・タレントという立場で政治的な発言がし難くなっている現状を吐露。

原発問題を含めた政治的なネタについても「切り込んでいきたいですよね。だけど、できないと思いますよ。だって、何か言ったら、もともと一番やりたいお笑いの場所を奪われるってことがもう人質みたいになってますもん、今」と語った。

そして、自主規制に縛られているテレビ業界に対し、田村は「BPOっていう団体がいらいないんじゃないかと思うんですよ。自主規制団体なんで、テレビ局がつくった」と、BPO(放送倫理・番組向上機構)の不要論を展開。

総務省に対して「自分たちの番組は自分たちで監視しているからあんまりお役所の人は言わないでくださいよ」と言っているBPOが、テレビ局の自主規制を強めている原因だと語った。

また、田村はフジテレビついても言及。元来フジテレビは、自主規制の枠から突き抜けていたテレビ局、自主規制の中で最も戦っていたテレビ局だったが、今はその自主規制に1番縛られることになり「調子悪くなっちゃってる」と、分析した。

一方で「志あるテレビマンはいっぱいいるんです。あとは志ある上司、ハンコを押してくれるプロデュサーがいれば…」と田村は語った。

田村淳、かつて竹島問題に言及しレギュラー番組を降板させられたと告白 – ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/9112572/

(ニュース記事)百田尚樹氏 NHK大越キャスターの「強制連行」発言を批判

 NHK経営委員で作家の百田尚樹氏が22日の経営委員会で、同局のニュース番組でキャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」などと発言したことに対し、批判的な意見を述べていたことが25日、分かった。

 百田氏が問題視したのは、17日放送の「ニュースウオッチ9」。在日コリアン3世の結婚観などを取り上げた後、大越健介キャスターが「在日コリアン1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきた」とコメントした。

 百田氏は経営委で「日韓併合直後から強制連行があったように受け取られかねない」「誤ったイメージを視聴者に与えるのでは」などと異議を申し立て、経営委の上村達男委員長代行が「委員による個別の番組への干渉は放送法で禁じられています」と指摘したという。

百田尚樹氏 NHK大越キャスターの「強制連行」発言を批判 ― スポニチ Sponichi Annex 社会
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/07/26/kiji/K20140726008632430.html